ウイルス・セキュリティー関連ニュース
- IT製品・サービス導入時の情報源の世界比較調査結果を発表
- アイティメディアは、米国TechTarget社と協力し、IT製品・サービス導入時の情報収集に関するアンケート結果をもとに、日本と世界(米国、英国をを中心とした72カ国)の比較を含む調査結果をまとめ発表した。これによると、IT 製品・サービスに関する情報源として、世界では「検索エンジン」(83%)がもっとも利用され、「IT ベンダーのWeb サイト」(75%)、「同僚・知人」(65%)がそれに続いている。一方日本では、「IT 専門Webサイト」(85%)や「IT 全般のニュースサイト」(63%)といったIT 関連情報サイトの利用率が高くなっている。IT 製品・サービス選定時に利用されるコンテンツのトップ3 は、世界で「1. 技術文書」(70%)「2. 製品資料」(62%)「3. 試用版」(54%)、日本では「1. 製品資料」(70%)「2. 導入事例」(56%)「3.製品比較資料」(45%)となった。日本では同業他社への意識が強いため、導入事例コンテンツがよく参照されている。(編集部 長谷部祐二)
- 社外秘マークや透かし文字を検出する機密文書漏えい対策技術を開発 富士通研究所
- 富士通研究所は、機密文書に含まれる社外秘マークや、「関係者外秘」などの背景の透かし文字を検出することで、機密文書の漏えい対策を行う技術を開発した。従来のようにテキスト情報からの特定文字列(社外秘など)の検出だけでなく、マークや透かし文字も検出することで、高い精度で機密文書と判断することが可能になる。本技術により、誤って機密文書を添付したメールを社外宛に送信することを防いだり、社内での機密文書の印刷を抑止したりするなど、さまざまな情報漏えい対策が可能になる。この技術は、どのアプリケーションの文書に対しても処理ができるように、仮想的な印刷処理を行い、汎用的に用いられる印刷データ(EMF:Enhanced Metafile)を作成する。 このEMFを解析することで、テキストや描画されている図形、画像を種類ごとに適切に分離する。 分離した種類ごとに、それぞれに適した文字認識処理を行うテキスト抽出を行いる。透かし文字やマークなど、テキスト形式ではないイメージに関しては、そのイメージの描画方法に応じた解析処理を行ったのち、文字認識処理により文字情報を抽出するというものだ。 同社では2011年度の実用化を目指すとしている。(編集部 市川美保)
- 【コラム】(迷惑だったMicrosoftの規格)UAC
- ユーザーアクセスコントロール(UAC)が、WindowsVistaで初めて実装されたとき、古くからのUNIXユーザーは、「なるほどマイクロソフトはこういう方法を取ったのか」と一応納得はした。しかしWindows以外のOSを知らない一般ユーザーは、その意味するところが理解できず、「よくわからないが、この面倒くさい手順を外して欲しい」という要望が殺到した。管理者としてログオンしてプログラムを実行しても通常は標準ユーザと同じ権限しかなく、セキュリティもしくはOSの安定性に関わる操作を行おうとすると、「昇格のプロンプト」と呼ばれる、実行を許可するか確認を取るダイアログが表示される。ここでユーザが許可すると、権限が「昇格」されてはじめてプログラムは管理者権限で実行される。なお、標準ユーザであってもダイアログは表示されるが、許可するには管理者の資格情報の入力が必要となり、許可した場合プログラムは選択した管理者の権限で実行することになる。UNIX系OSの場合は、[su」という簡潔なコマンドによって権限昇格がなされ、ここで管理者特権パスワードを入力して全権掌握が可能になるシンプルなものだが、Microsoftの場合は二段階方式を取ったわけである。マルウェアの管理者権限奪取に対向するための措置とはいえ、多くの一般ユーザーにとっては迷惑以外の何者でもないので、現在、OSをクリーンインストールした後、真っ先に行うカスタマイズが、このUACを無効にすることであるのはすでに常識となっている。(編集部 大川秀明)
- 東大、東洋大、NTTがインターネットセキュリティに対する意識の国際比較調査結果を発表
- 東京大学、東洋大学およびNTTは、インターネットをより安心して利用できるよう、インターネット利用に対して抱く「安全」と「安心」の意識の構造を明らかにすることを目的として、インターネット利用に際してのクレジットカード情報の悪用やウイルスなどの被害経験など、「安心」「不安」の感覚について、世界10カ国を対象とした国際比較調査を行った。従来の調査と異なり、今回の調査では、ウイルス感染など様々なネットの脅威に対する「被害経験の有無」と「不安の有無」を同時にヒヤリングすることで、安全と安心がどのような関係にあるかを詳細に得ることができた。その結果、セキュリティ対策などの技術的な「安全」が確保されていても、利用時に「不安」を感じるという、日本人のインターネット利用において「安心と安全の乖離」が存在することが実証された。今回の調査結果から、日本人は諸外国に比べ、漠然とした不安を感じやすい傾向があることが判明。現在、インターネットセキュリティに関しては、従来から多くの技術・製品が提供され、その導入も進んでいる。今回の調査においても、被害経験の割合が他国より低いことから、日本国内におけるインターネットセキュリティは高いレベルにあると考えられる。しかしながら、日本人は他国よりも多くの方がネット利用について不安を抱いており、「安全」なだけでは「安心」してインターネットを使うことができないという「安心と安全の乖離」が明らかになった。ネット上のトラブルのうち、個人情報や個人に対する中傷に関する項目について調査したところ、日本人は被害経験がないにもかかわらず不安を感じる割合が非常に高いことがわかった。たとえば、他人によってインターネット上に自宅住所や電話番号を勝手に載せられてしまう経験は、10カ国中9位(1.2%)と低い値であるにもかかわらず、このことを不安に思う割合は10カ国中2位(82.7%)と高い値だった。とくに女性に限定した場合、自宅住所や電話番号をネットに掲載されたことがないにもかかわらず不安に思う割合が1位(88.5%)、悪口・暴言・挑発的な言葉を書かれたことがないにもかかわらず不安に思う割合も1位(75.2%)となった(編集部 長谷部祐二)
- IPA 今月の呼びかけ 「新たな攻撃手口で、USBメモリなどを介して感染拡大するウイルスが出現!」
- IPA(独立行政法人情報処理推進機構)セキュリティセンターは、2010年8月のコンピュータウイルス・不正アクセスの届出状況をまとめ、発表した。今月の呼びかけは、「新たな攻撃手口で、USBメモリなどを介して感染拡大するウイルスが出現!」である。マイクロソフト社は、2010年6月と7月に1件ずつ、Windowsの脆弱性に関する情報と攻撃からの回避策を緊急に公開した。これは、それらの脆弱性を悪用して感染を拡げるウイルスの攻撃、いわゆる「ゼロデイ攻撃」が確認され、危険な状態が続いていたためである。IPAにおいても、これら2件の脆弱性に関する緊急対策情報を発表している。特に、7月に公開された「Windowsシェルの脆弱性により、リモートで処理が実行される(2286198)」脆弱性(MS10-046)を悪用するウイルスは、今までになかった手口で、USBメモリなどを介して感染を拡大することが確認されている。こうしたウイルスの被害に遭わないよう、普段から脆弱性の情報、修正プログラムや回避策の情報を注意深く確認し、対策情報が公開されたら、できるだけ速やかに対応するよう呼びかけている。今月の呼びかけでは、新たに発見されたウイルスの詳細と対策、ゼロデイ攻撃への対策について解説。内容は(1)新たに発見されたウイルスとその感染手口について、(2)対策、(3)ゼロデイ攻撃への対策、で構成されている。参照URLhttp://www.ipa.go.jp/security/ciadr/vul/20100705-windows.html(編集部 長谷部祐二)
ESET関連リンク集
- CCC | 総務省・経済産業省連携 ボット対策プロジェクト サイバークリーンセンター Cyber Clean Center
- サイバークリーンセンターは、インターネットにおける脅威となっているボット(「ボットとは」を参照してください)の特徴を解析するとともに、ユーザのコンピュータからボットを駆除するために必要な情報をユーザに提供する活動を行うプロジェクト。ISP(インターネットサービスプロバイダ)の協力によって、ボットに感染しているユーザに対し、ボットの駆除や再感染防止を促すプロジェクトの中核を担っている。
- キヤノンITソリューションズ:ウイルス/スパイウェア対策ソフト「ESET Smart Security&ESET NOD32アンチウイルス」
- ESET Smart SecurityとESET NOD32アンチウイルスの製品情報ページです。新種のウイルス情報、ウイルス対策も紹介されています。ウイルスの検出や駆除方法、月間マルウェアランキングや最新のマルウェア事情など、ウイルスに関する情報が満載。
- 情報処理推進機構:情報セキュリティ:対策情報 ウイルス対策
- 情報セキュリティ関連情報のユーザー、管理者、技術者に向けた発信、その前提となる情報収集、調査分析、研究開発、技術評価等を実施している。
- REVO ウイルス対策
- USBメモリ(デジカメや携帯電話で使う SD カードや CF カードなども含む)経由で感染するコンピュータウイルスの感染事例などについて。特に REVO と呼ばれるウイルスは、ウイルス対策ソフトによる監視やスキャンをくぐり抜けるための様々な手段が装備されている、非常にタチの悪い物です。
- ウイルス対策予防
- ウイルス対策における感染防止策の基本や、メールからのウイルス感染防止策、感染した場合の緊急対処法などが書かれている。
- ウイルス感染防止へ「危険なWebサイト」データベース構築を検討 - 総務省 | ネット | マイコミジャーナル
- 2008年度のニュース。総務省がマルウェアを配布するサイトなどに利用者が無意識にアクセスすることによるウイルス感染を防ぐためのデータベース構築を検討すると公表。同データベースを活用することにより、通信事業者などがより効果的な感染予防策をとることができるとしている。
- 情報セキュリティ対策は日米で大きな格差 - 総務省のアンケート調査結果 | ネット | マイコミジャーナル
- 2002年度に総務省から発見されたアンケート結果。2002年度の時点では、日本は米国に比べ、ウイルス対策に大きく遅れをとっていた。海外製のウイルスソフトが多いのはそのためかもしれない。








